南アルプス登山 その9 聖平小屋~実家へ |
この日は下山のみ。しかしある意味最長ルート?
聖平小屋→(徒歩)→椹島→(バス)→畑薙第一ダム→(車)→三島→(車)→栃木
と全行程400km以上の長丁場です。
今日も長い一日になりそうです。
ちなみに行程図
■聖平小屋は霧の中 でも賑わっていました
椹島発のバスは10:30または13:30。帰りのことを考えるとなんとしても10:30の便に乗りたいところです。よって今朝は3:30起床。いそいそと米を炊き5:30には出発です。この3日間の山行でほか2名もすっかり朝の準備が上手くなりました。山男までもう一息です。
出発すると、道は聖沢沿いに下っていくはずなのですが道は殆ど水平で、どんどん聖沢との標高差が付いていきます。しかも桟道なども多く、かつ苔ですべるので気が抜けませんでした。
■滝見台の辺りで聖岳(多分)が見えました
滝見台を超えしばらく行くと道は尾根伝いに急激に下り始めます。この辺で膝を痛めているT沢とは差が開きますが、個人のペースでいってもらいます。
■下りきった先にある聖沢大橋とU原。悩ましい腰つき
聖沢大橋通過後は道は再び水平基調になります。鉄橋などで確り整備されていますので歩きやすかったです。そして最後に東俣林道まで一気に下ると下山口です
■下山口
しかしこれで終わりではありません。ここから椹島までは1時間の林道歩きが待っています。
のそのそと歩き始めますが、途中で椹島行の東海フォレストのバスが後ろから来たのでこれに乗車し一気に椹島へと到着しました。
これで今回の登山の徒歩区間はすべて終了です。
■椹島到着の図
その後は、10:30のバスに乗り畑薙ダムへと移動。いよいよ4日ぶりのアスファルトと対面しました。
駐車場到着後はさっさと荷物を車に放り込み、4日ぶりの風呂へと出発。目指す先は赤石温泉白樺荘です。ここの風呂はなんと無料(石鹸つき)。建物は多少古いですが、そんなことは問題ではありません。久しぶりの風呂を堪能しました。
■赤石温泉 白樺荘
風呂も入ったし、とうとう三島に向かって帰ることにします。せっかく遠くまで来たのだから、行きと同じルートではつまらないということで、帰りは大井川沿いを行くことにしました。ちょっと遠回りになりましたが、大井川もいいところですね。というか大井川鉄道に乗りたくなりました。SLにアプト式に秘境駅、魅力がいっぱいです。
■大井川鉄道 千頭駅 SLがいました
その後は、静岡市外の大崩海岸を行く国道150号の旧道を通ったりして18:00頃に三島へ到着しました。
そこでT沢お勧めの焼肉屋にて打ち上げ。上手い肉をたらふく食いました。あーいいお肉っていいなあ。 特上カルビもう一度くいてえ。
■三島のお勧め焼肉屋 東海苑
夕食後伊豆の国へ帰国するU原を見送り、T沢宅へ。3時間ほど仮眠を取らせてもらうと24:00
。しかし、まだまだ一日は終わりません。これから栃木までのドライブが待っています。
246をトラックとともに走り、16号・4号と国道を乗り継ぎ、栃木に着いたのは28:30。
漸く長い一日が終わりました。
久々の登山は最高に楽しかったです。T沢もU原もこんな適当な企画に乗ってくれてありがとう。
■私信■
来年は北ア縦走でもしますか。