南アルプス登山 その3 第1日目 |
次の9:10分のバスに乗ることにします。さっそく時間が押していきます。
■惰眠をむさぼる男
◇ここで説明◇
自家用車でいける最奥地点の畑薙第一ダムから今回の登山の出発地である椹島(さわらじま)までは林道で20km程の距離。歩くと4-5時間程度かかってしまいます。そこでこの辺一帯の森を所有する『東海フォレスト』が自社経営の小屋を利用することを条件に無料送迎バスを出してくれています。ただしテント泊は無効なので、1泊は小屋泊まり(素泊まり)する必要があります。素泊まり4500円、テント泊600円と3900円程の差が出てきてしまいますが、往復の林道歩行を考えるとバスを利用したほうが良いかと。実際我々は利用しました。林道5時間はねえ・・・。
惰眠をむさぼっていると、時間も9:00に。漸くバスがやって来ました。
乗客は我々3名のみ。いくら交通の不便な南アルプス南部とはいえ、いまは登山ブームでなかったっけか?
バスに文字通り揺られること1時間、漸く椹島に到着しました。途中、赤石岳が見えるポイントがあったのですが、雲に包まれて見えず。まあ、楽しみは後にとっておきましょう。
12年ぶりに訪れた椹島は売店もできており、すっかり様変わりしていました。
トイレも水洗。いやはや隔世の感がありますな。
■すっかりきれいな椹島
売店を冷やかしつつ準備をしていると時間はもう11時。いい加減出発しなければなりません。
■いよいよ出発
◇説明その2(本日の行程)◇
今日は、椹島から千枚小屋まで標高差1400mをひたすらに上り続けます。
林道が近くに走っているので、勾配はあまりきつくない感じ。
ただ、東西にある尾根の方標高が高いので、展望は望めなさそう。ただただ樹林帯の中を上り続ける感じです。てか林道歩きたい。
参考資料
⑨ 千枚小屋 03:40 → ← 05:20 ⑯ 椹島ロッジ・登山小屋
※東海フォレストのページより引用
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ここからは写真と簡単なコメントで
■上り口
■吊橋を渡る
■林道の走る尾根までは一気に直登
■一旦下る
■漸く林道に
■樹林帯の登り
■見晴らし岩 唯一の展望所らしい(何も見えなかった)
■千枚小屋着(綺麗な小屋でした)
11:00発で17:00に千枚小屋到着。テント泊用の荷物を持ってもコースタイムから若干の遅れですみました。これが若さか・・・
うーん。ただ山でこの時間までの行動は褒められたものではないですね。
本日は疲れたので、さっそく小屋泊まりの権利を利用することにします。ただ素泊まりは千枚小屋には泊まれず近くの百枚小屋へと案内されました。百枚小屋も千枚小屋と同時期に建てられたらしくとても綺麗でした。ちなみにここでもらう領収書は帰りのバスの乗車券となるので無くさないようにしましょう。
暗くなる前にカレーを食って20時前にはあっさり就寝です。前日寝てないからなあ。
明日は今回の登山のハイライト、3000m峰を5つ超えていきます。体力は持つかな?