Marzocchi 55 ATA2 の導入 |
■全貌(箱が怪しい)
Marzocchi 55ATA2である。
ストロークはATA2システムにより120-160mmまで可変。
ただ、トラベル量を40mm変更するにはダイヤルを8回転もさせなければならない。(1回転で5mmですな)
これは乗車中に動的に変更するというより、静止状態で変更させる機構みたいです。
そしてダンピングシステムはTST2。これはコンプレッションダンピングをレバーの位置を変更することで5段階に変更できるもの。ロックアウトのCLから最弱のDSまでレバーを90度動かすだけで変更可能。僅かなレバーの動きでダンピングがしっかり変わるのは良いがレバーの動きにクリック感がなく、今どの位置にあるのかが若干わかり辛いのが欠点かなあ。
そして最後は新型QRシステム。20mmアクスルのサスペンションといえば軸を通した後でボルトで固定するなど取り付けが若干面倒であったが、このシステムは簡単。ホイールを嵌めて軸を通した後、ねじ込んでいくと固定完了。クイック方式と変わらない位簡単でした。
ところで・・・
Marzocchiといえばイタリアのサスペンションメーカーですねえ。
でも
この55は「Made in Taiwan」でございました。
■燦然と輝くMADE IN TAIWAN
いや、台湾製の方が良いのですがね。ちょっと意外でした。