ヘッドパーツ |
回転性能、強度、防水防塵性を含めた耐久性を高次元で求められる大変な部品です。
一旦フレームに圧入してしまえば、取り外すことも困難ですから最初から良い部品を取り付けたいものです。良いヘッドパーツは調整が楽ですし、防水性も高く長期間高性能が維持できます。
そんなヘッドパーツの中で有名なものといったらこの辺でしょうか
ChrisKing headsets
ご存知chrisking。正に高級ヘッドパーツの代名詞的存在。世界のトッププロライダーがお金を出してまで購入するといわれているんだそうな。そういえばあのアームストロングもKingのヘッドパーツを付けていましたね。また、自己主張の激しい外見も魅力。至る所にKINGの文字。正にヘッドパーツの王様。
しかし、外見だけでなく高性能。現在ETSXにchriskingを取り付けていますが、このヘッドパーツを購入したのは8年前。フレームを乗り換えるたびにヘッドパーツは移植。このフレームで3代目になりますが、動きはスムーズそのもの。その間のメンテナンスは一度ベアリングのシールを外してグリスアップしたのみ。性能面でも正に王様です。
ちなみにお値段は19425円でチタンモデルは42000円。ヘッドパーツにこんなに?と思うかも知れませんが買ってよかったと言える逸品だと思います。
※ヘッドのグリスアップ方法は
http://www.chrisking.com/pdfs/TechServiceManual.pdfの8ページ辺りから
次に
tangeseiki techno glideをあげてみましょう。
ご存知日本のタンゲ精機。techno glideは種類が沢山ありますが、お勧めはtechno glide classic。現在KLEINに装着中(7年目)ですが、回転性能、強度、耐久性はchriskingと同等といっても良いでしょう。惜しむらくはその外見。申し訳軽度に『technoglide』と書かれていますが、ロゴも小さく地味。しかも塗装なので長年の使用で文字が消えかけてきました。対するchriskingはレーザエッチング(多分)なので文字は消えません。まあ、良くも悪くも質実剛健なヘッドパーツです。
価格は16800(MSRP)
そして今年2008年最強のヘッドパーツが現れました
cane creek 110 headsets classic
なんと驚きの110年保障。このヘッドパーツを購入すれば墓まで持っていくことが可能です。
この保障期間からも判るように、メーカーも耐久性には自信がある様子。実際に見てみるとベアリングのシールも確りしているし、さらに上下玉押しにシールが追加されていたりします。見た限りだと上記2種のヘッドパーツより防水性は高そうだと感じました。その他のさまざまなこだわりは上記リンクを参照してください。
ちなみにこれはSlayerに装着予定です。
価格は21000(MSRP)とchriskingと同等ですが、ヘッドスペーサーが3枚付属しています。しかもこのヘッドスペーサーは軽量化のため内部を肉抜きしてあり、また接合部分に溝が掘られているため重ねたときにずれがおこらないようになっている優れものです。
■Cane Creek 110 Headsets
まあ、国内定価は高いですので今回も海外から購入してみました。
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