66を試してみた (Marzocchi 66 と 重技露) |
Elementで山に入った事は書きましたが、その前にSlayerでも山に入っていたのです。
とうとう3ヶ月ぶりに66を使うときが来たのです。
先ずはセッティングから
従来から内部構造が変更されたので、セッティングも一からやり直し。
かなり軟らかめにすると良いというお話だったので、先ずは4.5気圧。
ダンピングは縮み伸びとも解放で行ってみることに。
前の状態でこのくらいの圧まで落とすと使い物にならなかったのですが、確りと動いてくれます。
あ、そうそう
セッティングの前に「重技露」をインナーチューブに塗布してみました。
結構サラサラした透明な液体でした。たしかに露です。
■重技露
インナーチューブに塗布したあとにストロークさせると、初期の摺動抵抗が減るのがはっきりと判ります。動き出しに感じるあのダストシールの抵抗が殆ど感じられなくなりました。
いいですね露。私のように体重の軽い者にとっては少しの抵抗でも馬鹿にならないのですよ。
簡単にセッティングを終えたあとはG森へ。この後、Elementにも乗る予定があるので1本だけにします。
まずは舗装路をゴリゴリ上ります。
フロントにチェーンデバイスを取り付けたので、変速性能や騒音などがどのように変わるか心配でしたが、特に問題なしでした。ただリアをロー側にすると少し音が出ますね。インナーローだと結構ゴロゴロ+デバイスにチェーンが擦れる音がしますが、いやな音ではありませんでした。
入り口到着後は押し上げて頂上へ。今日はアイウェアを忘れたので蜘蛛の巣が心配でしたが、思ったほどはありませんでした。とうとうトレイルの季節が来たのかもしれません。
■定点写真
下りは快調。66も良く動いてくれてます。初期の渋さが取れたので少しの凹凸も確実に吸収してくれるようになりました。その為、視線も安定するので恐怖感も減るんですよね。
下り後66みると、ストロークの150mmくらいまで使っていました。次回は4気圧辺りで試してみようと思います。
チェーンデバイスも良好。チェーンステイへのチェーンのヒット回数が確実に減りました。さらにドロップオフでフロントギアがインナーに落ちる事もなくなりました。こっちもいいですねえ。
確実に重量増。ちょっと押し上げるには限界の重さかな。
今度、重量をきちんと量ってみましょうかね。
紆余曲折の末にSlayer SXC DH仕様もようやく完成。
後はセッティングを煮詰めるだけです。
ああ、富士見は無理でもせめて高峰くらいなら行けないだろうか・・・
■とりあえず完成品