小坂峠から鳩峰峠へ |
気を取り直して 小坂峠~仁井宿峠~鳩峰峠を走る事にしました。
スタート地点の飯坂温泉を通り過ぎ、先ずは小坂峠を目指します。
と、その前に補給タイム。
セブンイレブンによります。だってこれがあるから チョコチップウマー
補給の後は奥州街道に入り、桑折町で小坂峠のある羽州街道へ分岐。
福島側最後の小坂集落内から小坂峠の上りが始まります。この峠の特徴は前半がきついということ。
小坂集落内から鳥居のある地点まで10%超で上り続けます。
その後は勾配も緩くなり、時折開ける視界から信達平野を望む事もできます。こっちは快適。
そして、頂上へ到着。眺望は抜群です。足は攣りましたが。
小坂峠を下ると113号へ出ます。その先に道の駅があるので大休止。らーめんを食べます
何の変哲もないらーめんでしたが非常にうまい。疲れていたからかな。
ふと、ダム湖の噴水を見てみると・・・
風が強すぎて噴水が真上に上がっていません。これからその風に正対して走るんだけどなあ。
昼食後は風に向かって走り始めます。進まないんだこれが。
1時間ほど抗い続けると、そこは仁井宿峠。たいした上りもないあっけない峠。
ここは新道がありますが1km弱のトンネル2本で抜けるので旧道へバイパス。
途中に茶屋などもあり良い雰囲気の道でした。平成9年まで現役だったとは思えない道。
仁井宿峠を越えると山形県。道の駅たかはたで休憩。このへんはかつて山形交通高畠線が走っていたところ廃線跡は遊歩道として整備されているらしいのですが、今回は趣旨が違うので省略。
え?鉄じゃないですよ。
道の駅で英気を養ったあとは、最後の峠、鳩峰を目指します。頂上までは9km。
軽快に上り始めようかとしていると、道いっぱいの猿たち。近づくと逃げていきましたが、戦いを挑まれたら負けてたな。多勢に無勢。
鳩峰峠の山形側はくねくねと上り続けます。道は狭くガードレールも所々なし。上りならいいですが下りの場合は注意が必要です。
そして、上の方まで視界が開けるので疲れた体には堪えます。
■上に道
■更に上に道
一時間ほどで頂上へ到着 ここからは米沢盆地が見渡せました
暫しの休息後福島側に下ります。福島側は高原調ですが次第に深い谷に沿って下っていきます。
下り続けていくと、突如宮城県へ入ります。稲子集落を通過すると再び福島県へ。何か歴史的な背景を感じますね。どうしてこの部分だけ宮城県なんだろう。
■隠れ里 稲子
稲子から先は摺上川に沿って下ります。ここの谷が深い。法面も凄い高さまで処理されています。まさに力技。
道が2車線になるとそこは摺上川ダム。ダム湖の名前は「茂庭っこ」
もうどうでもいいです。でも、ダムは好き。今度ダムカードを貰いにこよう。
ダムを抜けたあとは川沿いに走り続けて、ようやくスタート地点の飯坂温泉へ。走行距離は165kmでしたとさ。
せっかく温泉をゴールにしたのだから、入らない訳にはいきません。一番歴史のある「鯖湖湯」に入ります。
ただね。この風呂はとても熱いです。源泉かけ流しの47度。疲れを癒すにはちょっと合わないかもしれません。湯船に浸かるのはまるで苦行。まあ、雰囲気は良いです。入浴料は200円なりよ。